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ユニークすぎる表現はウェブライティングで嫌われる理由

「ライターをやっています」というと、さぞかし高尚な文章を書いているのでは、という印象を持たれることがあります(笑)。ウェブライターというのは、やったことがない人から見れば、それほどスキルの必要なものだと思われるようですが、実際にはそうではありませんよね。

ウェブライティングの仕事では、「オリジナル記事をお願いします」と言われますが、「オリジナル記事」というのは「ユニークな記事」とは異なります。

作家であれば、ユニークな表現やオリジナリティーが高い文章は高く評価されます。しかし、ウェブライティングの世界では、あまりにユニークすぎる表現は嫌われる傾向にあります。その理由を書いてみます。

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オリジナル記事とユニークな表現は別物

ユニークすぎる表現はウェブライティングで嫌われる理由

ライターの仕事でよく言われるのは、「オリジナル記事を作成してください」というものです。この場合の「オリジナル記事」というのは、「コピペでない記事」と解釈するのが正しいでしょう。

似たような語彙に「オリジナリティー」という言葉がありますが、この場合のクライアントは決して「オリジナリティーにあふれる文章」を期待しているわけではありません。

オリジナリティーにあふれる文章というのは、表現力が豊かでユニークな文章ということです。まあ、「ユニーク」という言葉は、厳密にいうと「唯一の」という意味の英語ですので、「オリジナル文章」と同意かもしれませんが、日本語的には「他に見ることのない変わった表現」という方が近いでしょう。

ウェブ上の記事ではユニークな表現は必要ない

結論から言うと、ウェブ上の記事作成にあたって、ユニークな言い回しとか、表現力豊かな文章は、必ずしも必要とされません。もちろん、これは依頼主によりますので、ウェブ上に書籍のような文章を必要としている人や電子書籍用の記事は少し事情が異なります。

「必要とされない」どころか、逆にむしろ「ユニークすぎる表現」は避けてほしいと思っているクライアントもいるでしょう。

その理由は、検索エンジンです。

検索エンジンの不完全性

多くのネットユーザーの目的は自分に必要な情報を得ることです。そのため、検索エンジンを利用する人がほとんどですが、その場合、数個のキーワード入力により検索しますよね。

このとき、たとえ自分の文章にユーザーの求める答えが書いてあったとしても、そのキーワードが含まれていなければ、そのユーザーの目には触れないことになります。

検索エンジンはどんどん進化していて性能が良くなってきています。しかし、それでも現在の時点で、キーワードにより内容を判断するという方法を取っています。

つまり、多くの人が検索するであろうキーワードを、「ユニークな言い回し」や「オリジナリティーのある表現」で置き換えてしまうと、あなたの文章は検索結果として表れてこないということなんです。

検索エンジンはシンプルな文章しか読めない

もう一つ、検索するさいのキーワードのほかに、検索エンジンにとってその文章を判断する指標となるのが、「共起語」と呼ばれるものです。

これは、ある一つのキーワードを語る際の文章に含まれる可能性が高い語彙のことを指します。

例えば、「便秘」「解消法」に関する記事であれば、含まれる可能性が高い「共起語」は、「腸」「食物繊維」「乳酸菌」などになるでしょう。

つまり、これらの共起語が含まれている記事の方が、より読者にとって役立つ記事とみなされる可能性が高いということです。もし「腸」や「食物繊維」を他の言葉で置き換えてしまったら、その文章の評価は下がってしまうでしょう。

ウェブライティングは普通の文章が求められる

ウェブライティングにおいて、高尚な文章とか、人を感動させる文章といったものは、特に必要とされていません。むしろ、創造性やオリジナリティーとは対極にあると考えてもよいでしょう。

豊かな表現力よりも、一般的な表現を使い、レポートなどをまとめてわかりやすく人に説明できるスキルが求められているんです。