文章が上手くなりたいなら、「読者のストレスを減らすためにできることは何だろう」と、考えてみるといいかもしれません。
文章を読んでいて、「ん?」とひっかかる部分があると、内容に集中できなくなるんですよね。
そうなると結果的に漠然と「なんか分かりにくい文章だな」という印象をあたえてしまいます。
だから、読者目線で文章を見直して、ストレスレスな文章に作り替えていくのです。
読者のストレスとは?
じゃあ、まず、読者のストレスって、なんでしょうか。ざっと考えてみると、以下のようなことがあると思います。
- 誤字脱字
- 専門用語の説明がない
- 同じ単語や言い回しが多すぎ
- 文字が小さすぎたり大きすぎる
- 文字の色
- 漢字バランス
- 文が長い
- 文のねじれ
- 表現のゆらぎ
- 蛇足
こういうのを一つずつ失くしていけば、随分文章が読みやすくなるはずです。
文章を推敲する際には、この辺に注意して見直しを行ってみてください。
具体的にどう直す?
上のリスト項目の中で少し分かりにくい部分を、補足説明しておきます。
「文のねじれ」とは、一つの文の中で主語と述語の組み合わせがあっていない現象のことです。
「表現のゆらぎ」は、たとえば「ココナッツ」は「ココナッツ」以外に「ココナツ」と書くこともできます。
どちらも間違いではないですが、一つの記事の中で両方の表記方法が混在していると、スマートな文章ではなくなってきます。ちょっとしたことですが、それだけでスムーズに読めなくなることもあります。
そして、蛇足について。
必要のない要素のことをいいます。やたらと「○○ということ」や「〜していきましょう」などはシンプルに「○○は」「〜しましょう」と置き換えられることが多いです。
簡潔にしておくほうが読みやすくなりますね。
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