ライターであれば、だれでもスキルアップして上手な文章が書けるようになりたいと思っていることでしょう。しかし、よく話題になる「良い文章」とか「質の良い記事」というのは、具体的にどんな文章を指しているのでしょうか。
ウェブライターとして、どこを目指せばよいのか、「良い文章」の定義と条件を考えてみました。
良い文章とは?
ウェブライターを目指している人の中には、小学校や中学校の作文コンクールで入賞した経験をお持ちの方もいるかもしれませんね。あのようなコンクールで入賞するには、それなりに完成された文章が必要です。では、そのような「良い文章」にはどんな特徴があるのでしょうか。
私が考える「良い文章」は、2つの基準があります。コンテンツ(内容面)と文章スタイルです。この2つが一定基準以上になって初めて「良い文章」といえるのではないでしょうか。言い換えると、どんなに文章のスタイルが整っていて完璧な日本語を書いていても、内容がないものには価値がありませんよね。そういうことです。
良い文章の特徴
自分が他人の文章を読んでいて、「いいなあ」と思ったり、「私にもこういう文章が書けたらいいな」と思う文章には特徴があります。それを考えてみると、以下のようなことになると思います。
- 起承転結がある(内容面)
- 上から目線になっていない(内容面)
- 論点がぶれたり、脱線する部分が少ない(内容面)
- 段落分け、見出しが効果的に使われている(文章スタイル)
- 誤字脱字がない(基本ですね)
- 句読点の位置が適切(文章スタイル)
- 漢字が多すぎたり少なすぎたりしない(文章スタイル)
- 同じ語尾や単語の繰り返しが少ない、くどくない(文書スタイル)
- 文章に無駄がない(内容面、文章スタイルともに)
書き出してみると、こんな感じになりました。自分の書いている文章はこれに見合っているかというと、それはまた別の話になりますが、だれが見ても「いい文章だなあ」と思うのは、このような点をおさえ文章ではないでしょうか。
クライアントによっても異なる良い文章の定義
ただし、ウェブライターとして依頼を受けて各記事の場合、クライアントの意向に沿った記事を書かなくてはいけません。ですので、自分は「こう書いた方が読みやすいと思う」という点も、捻じ曲げてしまうことだってあります。
また、クライアントによっては、ターゲットとする読者層を指定してくるケースもあります。その場合は、対象とする読者の性別や年齢、属性に応じて記事を書き分けられるようになると理想的です。
良い文章を書くためにできること
さて、では良い文章を書き続けるためにはどうすればいいのでしょうか。
ライティングスキルを向上させるための方法は、思いつく限りこのブログで紹介していきたいと思います。すでに、アイデアをいくつか書いているので、効率よくスキルアップしたいという人は、読んでみてくださいね。
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