時間をかければだれでもいい文章は書ける

細かいライティングスキルなどはちょっとわきに置いて、ざっくりいってしまうと、どんなに筆下手でも、時間さえかければそれなりの文章は書けます。

特にサイトやブログでの記事作成では、作家や小説家のようなプロフェッショナルな品質は必ずしも必要ではありません。

文章の独創性や理論性よりも、むしろ分かりやすさやオリジナリティが高く評価される世界です。

要するに、ちゃんとした日本語が書けて、情報収集に手を抜かずていねいに文章を執筆し、自分で何度も推敲すれば、だれだってちゃんとした記事は執筆できるというものです。

ただし、問題は1日は24時間しかなく、文章を書く以外にも営むべき生活があり、記事執筆にかけられる時間は無限ではないですよね。

ですからブログ運営やライターを仕事としている人にとっては、限られた時間の中で、効率よく質の良い記事を量産できる人こそ、大きな収益を上げる可能性が高いです。

時間の使い方という点からいうと、環境を整えることで単純に作業ができる時間を増やすということも必要です。

また同時に、同じ作業時間の中で、いかに「こなせる作業の量」を増やすかということも大切です。

つまり、時間内の作業の密度、作業のクオリティを上げることも考えなくてはいけません。

まず、朝起きたら、その日の予定を立てましょう。今日、自分のビジネスに費やせる時間は何時から何時までで、その時間にやるべきことをリストアップします。

大切なことは、毎日の予定を立てるクセを付けることです。

毎日、毎週、毎月、毎年といった時間の区切りで、「予定→実行→反省」というサイクルで行動を行うようにします。

記事執筆の時間を何時から何時までと決めるということは、作業終了の目標時刻が決まるということです。これは、記事執筆に限らず、どんな仕事や作業においても重要です。

自分に目標やハードルを設けることで、より作業に集中しやすくなり、結果的に作業効率がよくなります。

いくら作業時間を多くとりたいからといって、自由時間をすべて記事執筆やアフィリエイトの作業時間に費やすのはどうでしょうか。

もちろん、作業時間が増えれば増えるほど、成果は大きくなるかもしれません。しかし、人間は誰しも気分転換も必要ですし、人生お金儲けがすべてではありません。

何時から何時まで作業をしたら、そのあとは自分の趣味に時間を使うなど、全体としてメリハリのある時間の使い方をすることで、作業時間の質が向上することもあります。

「今日は○○時まで執筆をしよう！」と決めてパソコンを前にしても、どうしても集中できないこともありますよね。

どうしても記事執筆に集中できないときは、きっぱりといったん作業を中断するというのも一つの方法です。

集中できないときにだらだら作業を行うことほど、非効率なことはありません。

そんな風に仕事をしても、たいした成果にはなりませんので、思い切って気分転換しましょう。

記事執筆は具体的には、パソコンのキーボードをたたいて文章を作成する作業です。まあ、まれに音声入力で記事を書く人もいますが、いずれにしても脳だけでなく手や口を動かして行う作業になります。

一方、記事ネタのアイデアを見つけることや、記事構成を練るといった作業は、脳ミソだけでできる作業ですよね。

「次はどんな記事を書こうかな」とか「見出しはこうこうで、結論はこんな風に…」と考えるのは、パソコンの前に座っていなくてもできることです。

このような作業は、デスクにつく前にすませておきましょう。

特に副業としてブログ運営やライター稼業をやっている人は、パソコンやタブレットに向かってキーボードを打つ時間が限られると思います。でも、「頭」だけを使う作業時間はもっととれるはず。

たとえば、朝歯磨きしているとき、夕食の用意をしているとき、電車などの通勤時間…、これらの時間に文章をタイピングすることは困難でしょうが、頭の中でアイデアを練ることは可能です。

パソコンに向かう時間が限られているなら、それ以外にできる作業は他の時間にすませておく。こうすることで、いざパソコンの前に座ってから「うーん」と考え込む必要がなくなります。

以上、効率よく記事執筆するための時間の使い方でした。

作業効率を上げることは、成果を増大させるための早道です。

遠回りのように見えて、ちょっとした気分転換がとても良いアイデアをもたらしてくれることもあります。

時間は無限ではありませんから、自分のライフスタイルに合わせて有効な使い方をしたいですね。